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みなさんの地域で講座を開きませんか?

子育ての中の”性の科学と健康と安全”

 この講演は、保護者、教師、保育士を対象に、カナダやアメリカで30 年以上実践している「メグ・ヒックリングさんの性の健康教育j を基に話します。性という難しくて分かり にくいものを、科学と健康と安全の視点で分かりやすく伝えます。岡崎市では、2008 年岡崎市市民協働事業「命を大切にする為の性の科学教育」として実施し、市内市外各地で開 催しています。

【講演の内容】

★性の健康教育は、人権の視点で、自尊感情を育みます

・「わたしのからだは、わたしだけの大切なものである」という事を認識し、自分のからだと心を大切にすることが人権意識を生み、自尊感情を育みます。
・小さい頃から自分のからだを大切にする事が身につくと、子どもへの性暴力から身を守る事ができます。

★「性の健康」を「科学的」に捉えます

・性は決して秘密にしておく事ではないし、恥ずかしい事でもありません。
・「性の健康管理」という視点で、 自分のからだのどこがプライベートな部分で、他の人が許可なく触ってはいけない場所なのか、清潔にしなければいけない所なのかを伝えます。

★性の話をするのは3歳から

・性の健康教育は、子どもが性に関してタブーにすることもなく、恥ずかしがる事もない幼いころから始めるのがベストです。間違った情報や偏見を持つ前に性の健康教育を始めましょう。
・からだの科学的名称や働き、思春期におけるからだの変化、妊娠のしくみなど、幼児から中・高校生まで、年齢に応じて知っておくべき事を分かりやすく科学的に正しく知ることが大切です。
・正しい性の健康についての知識を持つ十代の子どもは、性の健康教育を受けていない子どもよりも、性行為をする年齢が4, 5年遅くなるということが、国連の調査で明らかになっています。

★親の役割

・性にまつわる問題から子ども達を守るために、おとなは性の健康に関する正しい情報を知っておく必要があります。親自身も、「性の健康」について学びましょう。
・母親だから女の子、父親だから男の子ではなく、両親ともに子どもと向き合って、オープンに語り合うこと 、正しい情報を基に、繰り返し話し続けることが大切です。